庭づくりのアイデアとテクニック

寄せ植えの実践

 

 

 

先ず、必要があれば鉢の中に鉢底ネットを敷き、そこに鉢底石を入れます。そしてその上に培養土を入れます。手軽な培養土としては、市販されているコンテナ用のものが便利だと思われますが、赤玉土と腐葉土を混ぜたものにバーミキュライトやパーライトを加えるなどしてブレンドするという方法もあります。

 

 

この場合は、マグァンプを元肥として混ぜ込んでおくと良いでしょう。寄せ植えに使用する植物は、ポットから抜く前にレイアウトを決め手おきましょう。ポットから苗を抜いてから、あれこれと迷いながら出し入れしていると、その根を痛めてしまうことになってしまいます。

 

 

レイアウトの基本は、背の高い植物を中央もしくは後方に植え、手前にくるに従って背が低くく面を埋めるような植物を植えるようにすることです。また、下に垂れ下がるような植物は最前面に持ってくるようにすると、安定したレイアウトになります。

 

 

レイアウトを考える場合は、培養土を入れた鉢の中に植物をポットごと置いてみて、少し離れたところから配置のチェックをすると分かりやすいと思います。レイアウトがしっかりと固まってから、植え込み作業に入りましょう。

 

 

ポットから苗を取り出して順番に植え込んでいきますが、この時、新しい培養土に苗の根が馴染む程度に軽く根鉢を崩して植え付けるのがポイントです。そして、最後にしっかりと水やりをすれば完了です。